動物の知識

【体温】人と動物の体温調節の違い

みかん
人と動物って体温調節がちょっと違うんだよね。

そうなんだよね。今日は体温について話すわね。
ナースちゃん

 

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人の体温調節

生き物には恒温動物と変温動物があります。

恒温動物は体温を一定に保つ機能を持っています。

変温動物は周りの環境に左右されやすく、体温が変動しやすいです。

蛇やトカゲなどが挙げられます。

人は「恒温動物」です。

人の体温は個人差がありますが、平均で36.0℃から37.0℃です。

この体温を保とうとする機能が備わっています。

体温調整は脳内にある視床下部という場所で調整しています。

「産生」「放散」をして体温調整をしています。

身体が熱くなると汗を流して熱を下げたり、

寒くなったら体を震わせて温めたり、鳥肌をたてて熱が逃げないように

などなどして調整しています。

汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺があり、発汗の役割を持つエクリン汗腺を人は多く持っています。

高齢者になるとこの体温調整の低下が起こります。

高齢者になると、体内の水分量が減少し、発汗の減少、暑さを感じにくくなることから熱中症になりやすいです。

また、高齢になると血液量も減少するため、体温を産生する機能も低下します。

夏場は特に水分摂取に気を付けたほうがいいですね。

 

 

動物の体温調節

犬の体温調節

 

犬も人と同様に「恒温動物」です。

体温を一定に保とうとする機能があります。

犬の体温は38℃から39℃です。人よりも体温は高めです。動物病院では肛門ではかります。

犬は人と異なり汗腺が発達していないので、肉球に少し汗腺がある程度で

人とは異なる体温調節をしています。汗腺にはアポクリン汗腺とエクリン汗腺がありますが、汗をかくのに重要な役割を持っているのはエクリン汗腺でこのエクリン汗腺が少ないと言われています。

アポクリン汗腺はにおいを放ちフェロモンの役割を持っていて、犬にはこっちが多いです。

よく暑いと口をはあはあさせている姿を見かけませんか?

これは、「パンティング」といって口から熱を放散させています。

また、冷たいフローリングや冷たい場所を探してくつろいでいることもあります。

発汗して熱を下げるということができないため、熱中症には気をつけなくてはいけません。

特に短頭種(パグ・ブルドックなど)は呼吸がしにくいため熱の放散が苦手です。

反対に寒い時には、人と同じように体を震わせ、丸まったりして熱が逃げないようにしています。

犬には毛があるので(少ない犬種もあるけど)、熱が逃げにくくなっています。

犬にはシングルコート・ダブルコートなどがあり寒い地方の犬はダブルコートの犬種が多く熱が逃げにくいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

猫の体温調節

 

猫も「恒温動物」です。

体温は38℃から39℃で犬と同じくらいです。

犬と同様、発汗に重要なエクリン汗腺が少なく、汗をかいて熱を放散する機能があまりありません。アポクリン汗腺の方が多いです。

猫の場合は暑さを感じると、毛づくろいをして熱を放散させたり、犬と同様暑すぎるとパンティングをして熱を放散させます。

寒い場合は体を丸くしたりあたたかい場所を探してあたたまります。

猫が丸まってる姿ってかわいいですよね♡

 

馬の体温調節

 

馬も「恒温動物」ですね。

体温は37.5℃から38℃です。人より高いです。

馬も汗をかいて体温調節します。

でも、人とは異なりアポクリン汗腺が多いのに、このアポクリン汗腺から汗をだせるのです。

すごいですよね。

馬の汗は白く濁っていてこれはラセリンという界面活性剤のような役割で

全身に汗がいきわたりやすいようにする役割があり熱を放散しやすいようにしています。

今度馬を見たら見てみてくださいね('ω')

 

イルカの体温調節

イルカは「恒温動物」です。

体温は36℃から37℃で、人と同じくらいです。

イルカは寒い海の中でも生きていける。不思議だと思いませんか?

私達と同じ哺乳類で海の中で生きていけるそんな動物です。

イルカの体温調節は体に秘密があります。

イルカは分厚い脂肪を持っていてそこで体温調節を行っています。

人には脂肪はいやなイメージですがイルカにとってはとても大切なものなんですね。

 

犬や猫の体温調整の注意点

 

【夏】

●熱中症になりやすいので、水分は欠かさない。

●涼しい場所の確保をする。エアコンの利用などして工夫を。

●犬の散歩は暑くない時間帯に。

●夏場に車において行かないで。車中は気温が上がりやすいです。脱水症で命の危険があります。

 

 

【冬】

●暖かい場所の確保をする。エアコンの利用やタオルケットを使うなど。

●ダブルコートの犬はわりと寒さに強い。

●乾燥に気を付ける。40~60%がよい。

 

 

汗をかけない動物にとっては体温調整には気をくばってあげたいですね('ω')

 

 

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